前回まで5回に渡って、お送りした特別編からの、今回は久々の物件です!

株式会社マティクスの店舗は過去にも西大寺SS、奥田SS、岡山一宮SSの3店舗をお送りしてきましたが、今回お送りする店舗はマティクスにしてはひと味違うトイレになります!

店舗としては過去にお送りした奥田SSとそれほど規模は変わりませんが、トイレは男女別になっています。

Body Color
  パステルアイボリー(#SC1)

※多目的トイレなし

手洗器
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手洗器はカウンター式で、L525CFRを使用しています。
水洗はシングルレバー混合栓ですが、残念ながらお湯は出なかったと思います。石鹸はハンドソープが用意されており、横にはペーパータオル用のゴミ箱もあります。


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ジェットタオルはありませんが、ペーパータオルが設置されています。
TOTOのロゴの色遣い的には90年代のものと言えそうですね。黄ばんでいるようですが、元々こういう色だったのでしょうね。

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ドアの扉は家庭的です!中から鍵が締められ、仕切ることが出来ます。
因みに店としては締めて利用してくださいとのことでした。(給油監視の方にトイレに入ろうとして言われました・・・)

こうしておけるトイレは取材のときには本当に助かりますっ!

小便器
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やや暗くなっていますが、小便器は壁掛け式のU370を使用しています。
洗浄装置は押しボタン式フラッシュバルブですが、U307C等に組み合わせれることの多いタイプのものを使用しています。
U370は個人的に自動洗浄になっていることが多いので、押しボタン式は少し新鮮な気がしました。


大便器
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大便器は小便器の写真で、もうお分かりだとは思いますが、洋式1室のみで、洗い落とし式便器のC14RS+S670Bを使用しており、便座は残念ながらウォシュレットではなく、普通便座のTC290を組み合わせて使用しています。
雰囲気的には竣工当初から洋式で、タンクだけ破損等で取り換えられたように見えますが、写真をよく見るとタイルの色が便器の周りだけ若く、タンクのステッカーからして2007年~2009年頃のもののため、CS140が登場した前後か、直前に洋式化されたのでしょう。和式時代はC750Vを使用していた可能性が高いです。

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少し丸っこい水溜面がややレトロさを感じますね!
横のフォルムはC14系では大きく形状が変わっておらず、Toyotoki時代からこのようなフォルムだったと思います。
後継品のCS140は便器部はそれほど大きく形状は変わっていませんが、若干水溜部の形状が異なり、C730に近いような感じになっており、ボディはもう少し現代風に設えとなっています。
また、壁排水タイプのCS140Pは取付部のネジが後方に移り、より現代風な設えになっています。

まとめ
全体的な雰囲気は照明の雰囲気も相まって、平成レトロなトイレでした!
ちょっと空間は独特なニオイがします・・・。消臭剤というよりはこんな残り香があるといったところ・・・。
清潔さはガソリンスタンドのトイレとしてはこんなものか・・・といったレベルですが、もう少し小便器が綺麗だと良かったですね。

ただ、この店舗が洋式化された前後にオープンされ、CS430が設置されている店舗ではウォシュレットがあるのに、この店舗では導入されていないのは残念ですね。
C14RSでもウォシュレットSBがあれば大分使い勝手が高まると思いますから、何故に普通便座にしたのかが理解に苦しむところです・・・。