久々の更新です!
今回の更新より、原則月・金更新から不定期更新へと変更になります。但し、偏りを避けるため週に2物件までとなります。

当ブログでは初の岡山県北部の物件になります!
今回は産直販売所のトイレになります!

ここは近くに亀甲駅という駅があり、それに因んで入口には亀の石像が置いてあります!

Body Color
 ハーベストベージュ #SC4 ※現在廃色
 (洋式のみ:パステルアイボリー #SC1)

手洗器
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手洗器は“L331RA”を2台使用しており、水栓はアクアオートを組み合わせて使用しています。また、純正シャボネットの備え付けもあります。
この年代のアクアオートは少しずつ退役しつつありますが、ココでは現役バリバリです。また、水勢が強めに設定されていたので、洗い心地がとても良かったです。

小便器
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小便器は“U307C”を3台使用しており、洗浄装置は自動洗浄(オートクリーン)です。
この年代ならあるあるって感じで、オートクリーンも竣工当初からなので、結構持ちは良さそうですね。
また、ハーベストベージュのチョイスは良いですね。やや水垢はありますが、全体的には綺麗な方でしょう。

大便器
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大便器は2010年頃に洋式化されました。洋式化前は“C750V+S670B”を使用しており、ハーベストベージュでした。
洋式便器はCeFiONtect仕様コンパクトリモデル便器 “CS590BM+SS590BAKL”を使用しており、便座はウォームレットS “TCF109”を組み合わせて使用しています。画像を見ての通り、レバーハンドルが左ハンドル仕様となっています。

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便座クリーナーは以前はありませんでしたが、いつの間にか付いていました。
また、陶器製の表記板”A21L1”も設置されています。現在ではホワイトのみの製造となりましたが、バブル期前後はほぼ全色あったのでしょうね。ハーベストベージュはココでしか見たことがありません。


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便蓋を開けるとこんな感じ!
タンクが薄型に造られているおかげで、便座はエロンゲートサイズとなり、一般向けの機器より狭いスペースでの設置も可能です。
現在ではパブリックコンパクト便器となり、トルネード洗浄となり、大洗浄のみだったのも、大小対応型になりました。便器内はレスティカベースと変わりありません。

◇まとめ
使用機器としては普通ですが、当時としてはアクアオート、自動洗浄である小便器であり、こういった田舎の施設としてはいい線を行っていたでしょう。
後年になって洋式化され、使い勝手も良くなりました。欲を言えば、CS590BMもハーベストベージュだったら最高でしたが、内装の色合いがシンプルなタイル張りということもあり、パステルアイボリーでも浮いた感がありません。

ウォシュレットが無いことを除けば、緊急時でも使いやすいトイレでしょう。