今回はダイワハウスグループのロイヤルホームセンターです!
基本的に関東・関西・愛知がメインで展開しているところですが、飛び地的に岡山と広島にそれぞれ1店舗あります。
築港というのは岡山市南区にある実在する地名で、似た地名で新築港があり、こちらは岡山市中区になりますが、それほど離れておらず、混雑さえなければ10分も掛からず行けます。
◇Body Color
多目的トイレ手洗以外 ホワイト(#NW1)
多目的トイレ手洗のみ パステルアイボリー(#SC1)
※トイレは入口を入り、左手にあります。一般用は一段下にあるため階段あり。
□男性用トイレ
◇手洗器
水栓はアクアオートで、石鹸はプッシュ式で下に純正シャボネットを入れて使います。
因みにこの手の手洗器は現在、L130D系より少しスリムなLS125D系に切り替わっていますが、個人的にはこっちの方が安定感があって良いですね。
クリーンドライもありますが、取材当初はコロナウイルス対策のために停止中でした。
※2018年終わり頃に改修。以前はL507を使用でハーベストブルーでした。
◇小便器
小便器はCeFiONtect仕様のU500(壁付・低リップタイプ)を3台使用しており、洗浄装置は自動洗浄(オートクリーンU・乾電池式)で、カルミックサニタイザーを組み込んでいます。
しかし、この小便器は見るようで、あまり見ない気がしますが、低リップ要員はUS800C系 or US900系が担っているからかもしれません。
改修前は3台ともU307Cで洗浄装置は押しボタン式フラッシュバルブでこちらもハーベストブルーでした。
◇大便器 ※2室とも洋式
大便器はCeFiONtect仕様のパブリックコンパクト便器(CS597BMS+SH596BAYR)を使用しており、便座はウォシュレットBV1(TCF2211E)を組合せても使用しています。
この機器でウォシュレットBVが組み合わせられるのは少し新鮮ですね。ただ、同じく組み合わせるなら脱臭フィルターの掃除の手間はあるものの脱臭付のTCF2221Eの方が良いでしょう。
便座クリーナーと紙巻器です。
タイルは改修前と同じもので、棚を取り付けていた跡があります。
90年代の割には2室とも洋式だったようで、以前はハーベストブルーのC420+S516BにソフトブルーのウォシュレットK TCF164を組合せて使用していました。(ウォシュレット以前は普通便座でした。)
しかし、このシートキー、作りがあまりにチープで表面が歪み、ウォシュレットBVには存在しないボタンの部分の型がついてしまっています。
これは先代のウォシュレットJ TCF21x1系にも言えることで2010年以降に設計された機器は一部を除き、全体的にもチープな気がします。
手前個室にはベビーキープもあります。
こちらは改修前には男性用にはありませんでした。因みに女性用は改修前にはベビーキープのほか、和式個室もありました。(和式は外から見えており、C750Vのパステルピンクだった)
□多目的トイレ
▽多目的トイレマップはこちら(※7/3 22:05 追加)
◇手洗器
こちらにもクリーンドライあり。鏡は傾斜鏡を使用していますが、取付方を工夫すれば、L103Aの取付も十分可能なスペースはあります……。
こうしてみると、平成レトロな感じ!
ここだけ見たら、最新型の機器は…って感じもあったり……。また、エクセルカラーとかもあったらしく、意外とカラバリは豊富そう。
黄色いベースパネルなのは90年代前半のTOTOの機器らしさを感じます。
◇大便器
大便器はCeFiONtect仕様のパブリックコンパクト便器(CS597BCS+SH596BAYR・掃除口付)を使用しており、便座はウォシュレットPS1An(TCF5503ABPR・蓋なし仕様)を組合せて使用しています。
以前はC48AS+シャワートイレRZ(CW-RZ10)でしたが、使い勝手は良くありませんでした。
こちらも便座クリーナーと紙巻器がありますが、一般用トイレとは異なり、紙巻器は一連式になります。
その間には分かりにくいですが、非常ボタンの設置もあります。
リモコンはエコリモコンではなく、PS1nなので通常リモコンになります。
ウォシュレットPSはリモコン洗浄タイプを選んだ場合、ウォシュレットのリモコンではなく、別リモコンになります。
使い勝手の良さや視認性を高めるために敢えて、そうしているみたいです。
掃除口付になっているので、丸いとこが開くようになっています。通常は右側ですが、左側にあるタイプや掃除口なしのものまで、バリエーションは豊富です。
掃除口はあると便利なもので、オムツとかやや大きいものを流してしまった場合、通常は便器を外さないといけなかったことが、ドライバーと洗面器とゴム手袋があれば、ここを開けるだけで救出できる特徴があります。
ウォシュレットP・PS、ウォシュレットS・SBの蓋なし仕様は初期型は通常の蓋ありのものに左右目隠ししているだけでしたが、ウォシュレットP・PSは発売して1年足らずで蓋なし仕様は専用設計となり、後にウォシュレットS・SBにも拡大しました。
隙間のないスマートな形状で、この隙間は意外と厄介で、尿が入ると結構取りづらいので、この専用設計の美点とも言えます。
パブリックコンパクト便器はサイドフォルムこそ、フラッシュバルブ・ツイントルネード式のCS494M系に似ていますが、便器内はCS230BMと同等になっており、滑らかな水流が特徴です。
あのフラッシュタンク式のCFS497系も便器部は同一です。
便器横には可動型の手すりもあります。
あると便利ですが、意外と邪魔になるときも………。
なので、使い終えたら、壁側にかわしておきましょう。車椅子利用者が使いにくくなるので……。
◇周辺機器
ベビーシートは改修に伴い、設置されました。
TOTO製のもので、おむつ交換台という名称があるようです。
画像では切れていますが、左上にはフックもあります。
ドアは左右に持ち手があり、どちらからでも開閉でき、比較的軽いです。
こうやって、2つドアハンドルを設置している例はたまにありますが、鍵の視認性が良ければ使い勝手はかなり良いですよ♪
◇まとめ
全体的に平成レトロさはあるものの、陳腐化が目立っており、あまりキレイな印象ではなかったのですが、ドアやタイルを除き、改修したことで明るく、使いやすいトイレになりました。
一般用は階段下なのでややアクセスには難がありますが、ケガしている……とかで無ければそこまでこまる事はないでしょう。
基本的にキレイで、使い勝手の良いトイレですが、一般用のウォシュレットは脱臭付のもの、アクアオートは電気温水器があると完璧でしたが、それらを差引いても利用価値は高いと思います。
次回は7/6に更新します!お楽しみに!