特別編も今回で、とうとうラストとなりました!
あれから、ずっと伯備線沿線を走っていく感じでしたが、トイレが西日本豪雨の影響で閉鎖されてしまった!ってところもあったりと、ビックリなところもありましたが・・・。

それから、もう1駅巡っていますが、TOYOさんの方でも未公開になっています。こちらは水洗式でしたが・・・。

☆TOYOさんの記事はこちら

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トイレは少し離れたところにあるようで、こんな感じの外観でした。
住宅街もその横にあるようなので、若干ですが、公衆トイレ的な佇まいですね。

手洗器
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手洗器はTOTO製で、小型手洗器のL21Nを使用しています。
この手の手洗器は現在、Janis等一部が製造しているようですが、TOTOでは既に製造されていません。
なお、水栓はハンドル単水栓になっています。

小便器
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小便器はINAX製で共にinaマークの非水洗式便器(朝顔)のU-1を2台使用しています。
非水洗式用の朝顔は現在でも、Janisとアサヒ衛陶、特注ですが、INAXも製造しているようです。水洗式を転用するパターンもあるようですが、それはあまりして欲しくないですね・・・。
また、その間には仕切り板のA100が組み合わせられています。

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全景です。
個室のブース扉は2つありますが、どちらかが物置だったと思います。
しかし、個室はあまり広いものではなく、タンク式便器だとCS510BMを置かないと!というような広さでしたが・・・。

大便器
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大便器は和式1室ですが、この物件の目玉ともいえる、INAXのC-105(中期型・inaマーク)を使用しています。
このC-105は大きく分けると、前期・中期・後期があり、前期はTOTOのC75のようなフォルム、中期はTOTOのサイホンゼット式便器C202の前期型に見られるようなフォルムになっています。
また、後期型は一見すると前期型と同じように見えますが、金隠しの下に返しのない凹凸のないフォルムになります。

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inaマークです。
恐怖のマークだとか、言われていますが、別に個人的には恐怖とも思わないですねw
この中期型はこの物件で初めて見ましたが、私が見てきた、C-105は青INAXだったことが多かったので、後期型だと思われます。

◇まとめ
レトロな駅のトイレという印象で、住宅街や人気も若干あり、取材しにくかったような感じもありますが、C-105の中期型はみどころでした!
使用頻度がややあるのか、悪臭は多少ありましたが、使えないな!と思うほどではありませんでした。
こちらも残念ながら、トイレットペーパーの備え付けはありませんので、急用は厳しいものが有りそうですね・・・。

次回からは通常編になります!
5回にわたってお送りしましたが、どの物件も内容の濃い物件と言えますし、やはりこの令和の時代にポットン便所が!というのも新鮮さがあると思います!

最後になりましたが、特別編、お楽しみいただけましたか?
また、機会があれば特別編をお送りする機会があるかもしれません。もし、お送りする予定があれば予告させていただきます。