ここ最近、月曜日の更新がストップしていてすみません。
ちょっとここ数日、私事ながらトラブルがありまして、予告もなく更新がストップしていました!すみません!

今回は役所から!
岡山市南区役所は2013年12月に現在の場所に移転し、旧南区役所(灘崎町)は灘崎支所として合併前の灘崎町役場のような感じで現存しています。

〇Body Color
 手洗器のみ:パルフェアクア
 手洗器以外:ホワイト(#NW1)
※トイレは1F~4Fまであるが、基本的に一般が利用するのは1Fのみ。4Fの会議室を期日前投票に利用する場合あり。

 男性用トイレ
手洗器
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手洗器は「マーブライトカウンター・ボウル一体型タイプ」ですが、品番は見忘れてしまいました・・・。分かる方、教えてくださいm(_ _)m
※2020/09/07 追記:読者のkuroneko loveさんからのコメントで「システムJクリスタルシリーズ」“MS07“という情報を頂きました。オーバーフロー部のカバーはありませんが、一致している気がします。ありがとうございます!

因みにボウルとカウンターはボウル内の画像のようにボウル内のカラーを変えることも可能です。
クリスタルアクアをチョイスしたことで、オシャレさがあり、グラスのような雰囲気が出ていますね!

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石鹸はディスペンサー式で、ポップアップ付のアクアオートを組み合わせて使用しています。
因みにアクアオートは水しか出ないタイプになっています。

※鏡に私の姿は醜く写っていたため、画像加工しています。

小便器
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小便器は3台設置されており、何れもCeFiONtect仕様「US一体型小便器」(低リップ・ジアテクト)“US800CE"を使用しています。手前の1台に関しては手すりも組み合わせられています。
しかし、センサー部がこのセンサーあるあるの青錆だらけになっていますね。旧型のUS6x1系のセンサーは綺麗なものが多いので、材質の問題か?

大便器・SKルーム
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大便器は2室あり、共に洋式にとなり、奥の個室のみベビーチェアがあります。
取材しているのは奥の個室になります。

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2室とも、大便器はCeFiONtect仕様“C480N”(サイホンゼット式・8L仕様)を使用しており、洗浄装置は押棒式フラッシュバルブになります。
便座は「ウォームレットS」"TCF116”ですが、ここはせめて、ウォシュレットPぐらい入れて欲しかったところ。
ただ、竣工当初はどういうわけか普通便座で、手洗器を見ただけだとどうみてもウォシュレットは付いてんじゃね?って雰囲気だっただけに初見時はガッカリ度が半端なかったですねw

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ただ、C480NにTCF116という組み合わせはなかなかレアな気がするんですよね~。
しかも、2013年頃の竣工だとCS460M、CS464系あたりがこの手の腰掛便器だと採用されることが多いので、パブリックでこの機器は意外と新鮮なんですよね~。
サイホンゼット式ですが、ここに挙げた2機種のようにピュアレスト系に少し勢いを付けた流れ方とは異なり、ややブローアウト感のある流れ方も特徴的。

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L字手すり、2連式紙巻器、便座クリーナーという最近のトレンドは捉えています。
替えのロールは岡山市の施設ではあるあるのものですねw
便座クリーナーは竣工当初あったかは覚えていませんが、そのほかは竣工当初からだと思います。

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奥側の個室にはベビーチェアがあります。
なお、手前の個室はこのベビーチェアが省略されることを除けば、他は同じです。

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一応ですが、荷物用のフックも設置されています。
太めなこともあり、安定感がありますね!

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手前の鍵ピクトのない個室はSKルームになっています。
SKルームあるあるの“SK22A”を使用しています。手洗器がクリスタルボウルのトイレでSK22Aが見られるというのもなかなかないかも?!

 多目的トイレ
☆多目的トイレマップは準備中
手洗器
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手洗器はCeFiONtect仕様“L270DM”を使用しています。
最近ではL103Aに代わって、多目的トイレに使用されることが多くなりましたね。
水栓はアクアオートで、純正のシャボネット入れもありますが、竣工当初からハンドソープを使っていたような気がします。

大便器
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大便器は周りはこんな感じで、広さもそこそこで、非常ボタンが倒れてしまっても引っ張れる位置と手洗器・便器横に配置されています。
洗浄装置はオートクリーンC コンビネーションタイプで、手かざしセンサーも設置されています。

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大便器は一見するとC480AやC480Nのように見えますが・・・

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なんと、掃除口付の“CS480CN”なのです!
因みにCS480CNもCeFiONtect仕様となり、C480Nとの相違点は掃除口となります。左側は特に変わりはありません。
CS480CNは2015年夏に廃盤となり、サイホン式でC21系のCS210CNのみ残りましたが、こちらも今年春に同系列のC21Nや低水圧向けのC716と共に廃盤となり、現在ではCS497系の掃除口付のもののみとなりました。

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掃除口ふたの取り扱い方法です。
1枚目に写っていたので、もしかして・・・?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが・・・。

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因みにこちらは竣工当初からウォシュレットとなっており、「アプリコットF2」(バリアフリーリモコン・蓋なし仕様・温風乾燥付) “TCF4721V81WH”(2013年モデル)を使用しています。
手すりは一般用と異なり、ホワイト1色のものを使用しています。

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便座クリーナーは少しわかりづらい位置にありますが、用意されています。
一般用と同じく、サラヤ製のものになっています。

周辺機器
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ドアを入ってすぐには意外と採用例の少ない、“多目的シート”があります。
間違ってもここで寝ないように。

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まさかの・・・“着替え用ボード”も設置されています。
荷物を載せることで機能するので、着替えぐらいを置いとけば十分、床についてくれます。

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ベビーシートはありませんが、“ベビーチェア”はあります。
ベビーシートは多目的シートで代用できそうです・・・。
また、その横にはなぜかラバーカップと・・・ゴミ箱があります。

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ドアはこんな感じです。
多目的トイレあるあるのもので、ドアの重さも軽めでした!

まとめ
竣工当初は公共施設の大便器の便座を普通便座にするという岡山市のダメなところが出ていたトイレですが、ウォームレットとなり、ガッカリ感は軽減されましたが、第一に手洗器はL548系でも良かったと思いますし、後年になってからウォームレットが付いたとはいえ、竣工当初から一般用にもウォシュレットを入れておくべきだったと思います。
正直なところ、岡山市の施設は一部例外はありますが、コストの掛け方を間違ったような施設が所々ですが、見受けられます。
流石に多目的トイレはウォシュレットが竣工当初からありますが、灘崎支所も多目的トイレのみですが、ウォシュレットがありましたので、幾ら新しくて、キレイになってもグレードダウンすれば台無しですし、もし、そうだったとしたら早急にウォシュレットの設置を求めていたと思います。

苦言を呈しましたが、多目的トイレに限ればオストメイトが無いことを除けば、設備レベルとしては高く、広さも使いやすい広さでしたし、実用面だけ見ればC480Aにすべきやろ・・・というのはありますが、CS480CNはなかなか見られないと思います!