R2.2.22 OPEN!!
ここでは岡山のトイレ情報を発信していきます!
“Smart×Simple”というコンセプトで、多目的トイレマップと連携し、トイレマニアはもちろん、〇〇のトイレ情報を知りたい!という方など、みんなのためのトイレ情報局です。

公共施設

今回も特別編をお送りします!

こちらもTOYOさんと昨年夏に岡山県を旅したものです。
一気に県北まで飛びましたが、その道中に給油したりしましたが、道中はとても楽しいものでした!

☆TOYOさんの記事はこちら

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トイレは駅の右側にあります。
改札内にも大便器が1室あり、このトイレの真裏にあります。
なお、改札内のトイレは男女共用になります!

手洗器
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手洗器はL5Dを2台使用しており、ハンドル単水栓になります。
カラーはホワイト(#NW1)ですが、このトイレの中では一番あるあるな機器かもしれません。
また、手洗器の右からよく見ると配管が伸びていますが、大便器にとって大事なものが繋がっています!!

小便器
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小便器は何れもアサヒ衛陶製で、奥2台が朝顔小便器のU1SET、手前1台が箱型小便器のU14SETになります。
色々と取り付け痕があるので、竣工当初からは変化しているでしょうね。また、仕切り板としてA100も組み合わせられています。
TOTOでは朝顔小便器はありましたが、箱型小便器はありません。

大便器(改札外)
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大便器は和式1室のみですが、ここでまさかのものが投入されます!
この駅を巡った最大の理由ともいえる、ナショナル製簡易水洗式の和式便器です!
品番はCH823となり、正式名称は“クリーンスイセン和風“で、1987年~2001年の間に製造されていたようです。
竣工当初は非水洗和式だったと思われますが、少なくとも18年前にはこのような様子になっていたようです。
手洗器の方にあった配管はこの個室のためのものでした!

▽参考リンクはこちら


大便器(改札内)
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改札内にもあり、こちらも同じくCH823が使用されていますが、設置方法が異なり、こちらは和式両用便器として使用されています。
因みに洗浄は右側のレバーを用いて流します。

また、改札内には手洗器は無く、外にSK322が設置されていました。これで手を洗えってことなのかな?といった配置でした。

まとめ
周りには消防基地や個人商店があるぐらいで非常に閑散とした感じでした。
近くには井倉洞があり、結構大きな鍾乳洞でしたが、季節柄もあり、なかなか涼めました。

本題ですが、トイレ内はやや悪臭があるものの、あまり綺麗とは言える感じではありませんでしたが、管理はされており、むちゃくちゃには汚い様子ではありませんでした。他の駅に比べると緊急時であればどうにか使えるかな?というレベルでした。
現在では撤退してしまったパナソニックの簡易水洗便器ですが、一般家庭の比率が高いだけにパブリックではかなり珍しい存在だと思います。母の実家にも1996年~2007年までクリーンスイセンのCH230を使用していましたし。

今回は初のホテルから!

ホテルと言っても、宿泊だけでなく、岡山では有名なキムラヤのパン直売店やレストランではバイキングがあるんですよね〜。ホテルバイキングというと、ムチャ高そうなイメージがありますが、時間帯によって変化は値段にはあるものの、1人2000円以下で楽しめ、ゆっくりできるのでオススメです!

また、少し離れたところに岡山シティホテル桑田町もありますが、現在は改修中のため閉館しています。

◇Body Color
小便器 ハーベストブラウン(#SS4)※廃盤色 
手洗器/大便器 ペールホワイト(#N11)※廃盤色
多目的トイレ便座 ホワイト(#NW1)

※トイレはホテル正面を入り、直進し、奥まったところにあります。左手に男性用、女性用、突き当りに多目的トイレ、右手にランドリールームがあります。

男性用トイレ
手洗器
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手洗器はCeFiONtect仕様のL548Uを2台使用しており、カウンターはマーブラットカウンター、水栓はアクアオートを使用しています。
因みにアクアオートからは電気温水器ではなく、42〜43℃くらいのお湯が出てきたので、給湯器に接続されているようです!この時期とはいえ、この温度のお湯は気持ち良いですね!

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楕円のフォルムが特徴的ですよね!
メジャーな機器の1つですが、青CeFiONtectシールは少し珍しいかも?!
ホワイトカバーな石鹸入れも相まって、なかなかですね!

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クリーンドライもありますが、残念ながら使用停止中……(T_T)
果たして、いつになったらこういうのが使えるようになるのか……。
これ以上、感染者が出てこないで欲しいものです……。

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壁は高級感のあるタイルで、ホテル!って感じの雰囲気が出ています!
ドアは引き戸になっていて、入るときは押して、出るときに引くようになっています。 

小便器SKルーム
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小便器はCeFiONtect仕様のUS一体型小便器US810CE(ジアテクト・床置中型タイプ)を4台使用しています。
手前1台には手すりも組み合わせています。
小便器のみハーベストブラウンですが、黒の大理石タイルのライニングと相まって、空間に溶け込んでいます!
確かにペールホワイトだと目立ちすぎる気がするので、ナイスチョイスと言えますね(・∀・)

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SKルームはSK22と掃除道具が入っています。
ここは定番ですね!SKルームとしてはまずまずか……。

大便器 ※和式・洋式各1室の計2室
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手前は洋式個室です!
洋式はCeFiONtect仕様のC480Sを使用しており、便座はウォシュレットPTCF583M男性用)を組合せて使用しています。
洗浄装置は押棒式フラッシュバルブです。

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桑田町ではCU714V(※未取材・便座は同じ)を使用していたので、それに比べると平凡な感じですね。
なお、便座部のソフト開閉は壊れており、便座はパタン!と倒れる始末……。

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奥は和式個室です!
和式はCeFiONtect仕様のC755VUを使用しており、洗浄装置はこちらも押棒式フラッシュバルブです。
2006年頃のロットで、その年代に竣工されたと思われますが、その年代だとホテルで和洋あるのは珍しいかもしれません。

多目的トイレ
☆多目的トイレマップはこちら
※2020年8月20日 追加。大変お待たせいたしました!

手洗器
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手洗器はL103Aを使用しており、水栓はアクアオートを使用しており、ポップアップ栓もあります。
石鹸入れはありませんが、ハンドソープがあります。ハンドソープはなかなか良い香りでした。
なお、こちらは一般用と異なり、水しか出ません(´・ω・`)

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鏡はシンプルなもので、傾斜鏡ではありません。
一般用に比べるとややシンプルな雰囲気ですが、ブラックのライニングカウンターが良いアクセントですね!

大便器
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大便器はCeFiONtect仕様のC480Aを使用しており、便座はウォシュレットPS1nTCF5503PR・蓋なしタイプ)を組合せて使用しています。
便座は後年になって、交換されているようですが、交換前のものが気になりますね。
年代的にはアプリコットNかウォシュレットSあたりでしょうね!

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リモコンは乾電池式のシンプルなもので、洗浄装置はオートクリーンCですが、手かざしセンサーがあります。
ただ、プッシュボタンが殆どなので、このタイプは久々に見ましたね!
しかし、やや反応が鈍めでした……。

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紙巻器や手すりの構成は一般用と同じようです。
竣工された時期的にステンレスタイプのものは公衆トイレを除けば、珍しい気がします。
多目的トイレには必要性の高い、非常ボタンも用意されています。

周辺機器
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ベビーキープはありませんが、ベビーシートも用意されています!
現行のものに比べると凹凸がありますが、あるに越したことは無いでしょう……。
おむつを捨てるためのゴミ箱も用意されています。

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扉はよくある、ドアと鍵ですが、メインパネルがステンレス製のものになっています。
また、コンセントがありますが、絶対に使わないように!盗電行為になりますよ。

しかし、横にランドリールームがあるせいか、暑かった……。暖房が掛かってんじゃね?と言いたくなるほどでした。
 
まとめ
ホテルのトイレだけあって、高級感のある雰囲気でした。
ただ、使用機器はそれほど珍しいものはなく、雰囲気的にはネオレストあたり出てきそうなオーラもあったのでやや期待外れなところもあるかもしれませんが、清潔感はバッチリで、和式派・洋式派ともに優しいトイレと言えます。
多目的トイレはオストメイトが無いのが惜しまれますが、広さもあり、ウォシュレットはリモコン式なので使い勝手は良いでしょう! 


次回は7/17更新予定!お楽しみに!


施設紹介として、ホテルバイキングの写真あるので、併せてお楽しみください。
トイレブログなのに……と思うかもしれませんが、私だけじゃないので……。



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