R2.2.22 OPEN!!
ここでは岡山のトイレ情報を発信していきます!
“Smart×Simple”というコンセプトで、多目的トイレマップと連携し、トイレマニアはもちろん、〇〇のトイレ情報を知りたい!という方など、みんなのためのトイレ情報局です。

2020年04月

去る、4/23に熊本県を拠点とする、当ブログの読者のlove toiletさんがブログを開設しました。

ブログ名は『love toiletのトイレ探索』になります。

▽リンク

以上、お知らせでした。







今回は題名通りです。

以前、コロナウイルスや私の体調の影響で更新頻度を下げると書きましたが、東京や大阪等のみならず、岡山を含む全国で緊急事態宣言が発令されたため、おかやまトイレネットワークでは更新を休止させていただきます。
なお、その間は極力外出は控えますが、生活で必要不可欠なものを調達する施設(ガソリンスタンドやスーパー等)での取材は継続します。
ただし、その間に取材したものは緊急事態宣言が解除され次第の公開になります。

また、準備中の多目的トイレマップにつきましては休止前に調査したもののため、休止中に順次掲載いたします。

令和2年4月17日
おかやまトイレネットワーク  運営者 E-Extra

今回はTSUTAYAのトイレから!

本当なら遠出先のトイレを…と言う予定だったのですが、荒天により、予定変更……。

と…言うのは置いといて。
この店、普通のTSUTAYAとは少し雰囲気が違っていて、ローカルな書店にTSUTAYAの要素が入った感じだったりします!

※今回よりストリートビュー画像はサムネのみになります。

○トイレは店舗右奥にあり、壁に大きくTOILETと書いていて、手前が男性用、奥が女性用になります。

【手洗器】
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手洗器はCeFiONtect仕様のL870Aを使用しており、水栓はオートストップ水栓を選択しており、ホワイトグレーをベースとした砂目調のトラップカバーもしてあります。
この手洗器はアクアオート、オートストップ、ハンドル水栓をチョイスできるのですが、右が空いててスッキリしているアクアオート率が高い気がします。

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ミラーもあります。
不自然なところにコンセントがありますが、実は嘗てはカウンター式を使っており、2011年頃に小便器を増設したときにこのようになりました。カウンター式だった頃はよく覚えてませんが、L525だったような記憶があります。

【小便器】
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小便器はCeFiONtect仕様のUS一体型便器のUS800CEを使用していますが、何故かスプレッダーらへんの釉薬が剥がれています。
釉薬剥がれは和式だとたまにありますが、小便器で釉薬剥がれを目にしたのはUS6xx系 or US8xx系しかありません。
必ずしも発生しているようでは無く、ハズレ個体か、掃除が杜撰か、水質が悪いというのが有りそうです。



ここまでだと比較的よくある機器(特にUFS800CE)なので、何処が珍品だ!と言われそうな気がしますが、ここから、珍品と言えるものが登場します!




【大便器】
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大便器はなんと、ジャニス工業のバリュークリンを使用しています!
型式は便器部がSC0840-SGB(シールにはC84Sと表記)、タンクがST0792-0Eのようです。
便座はサワレット851(JCN-851DRN)を組み合わせて使用しています。
因みにこの便座はタカラスタンダード向けにもありますが、タカラスタンダード向けのものはJanisロゴの部分が省かれ、ロゴなしになります。

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リモコンはこんな感じで、ウォシュレットやシャワートイレ、ビューティートワレには見られないようなオーラを感じさせますね。
上の方の赤い点の部分に温水や便座の温度が表示され、押すと赤いランプが点きます。
最近、ジャニスの便座は一部ではビューティートワレOEMのものが存在するので、ゆくゆくはビューティートワレ化するかもしれませんね。

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紙巻器は天面が木目調で良いアクセントですね!
リモコンがやけに密接して設置されていますが、操作性に苦になることはありませんでした。

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あると、嬉しい便座クリーナーも完備されています!
目にする便座クリーナーはこちらのサラヤ製のもの、花王のトイレマジックリン、リースキン製のものの3パターンの何れかですね!たまにこの3メーカー以外のものも目にしますが、稀な気がします。

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レバーハンドルはTOTO式になっており、ピクトなのでやや分かりづらいものの、手前で大、奥で小になります。
ジャニスは嘗て、INAX式でしたが、2012〜13年頃に切り替わっています。

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ノズルはステンレス製でした!
ステンレス製ノズルと言えば、ビューティートワレ!という方も少なくないかもしれませんが、最近だとジャニスや東芝製の一部にも使われています。
因みにこの便座は韓国製なので、サムスンあたりのOEMの可能性があります。(但し、東芝と違いサムスンなのかは不明)

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現行のバリュークリンⅡはアメージュZフチレスをベースに鉢内形状を変えて、フロントスリムに仕立てたような感じですが、こちらはフロントスリムにしたアメージュVと言っても差し支えのない形状で、鉢内や流れ方はアメージュVとほぼ瓜二つな感じです。
なので、先端を除くとフチレスを除くアメージュ系の欠点とも言えるフチ裏があります。

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ジャニスとは敢えて表記せず、バリュークリンと言うシールが貼られています。
タカラスタンダード向けではここはタカラスタンダードのエンブレムになりますが、こちらもシールですから、剥がそうと思えば剥がせますね。

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開けてみるとこんな感じ!
どことな〜く、e-anzaのような雰囲気もありますね!ひょっとしたら、e-anzaもコレも同じメーカーのものなのかもしれませんね。

なお、この店に行ったのは2018年夏頃以来ですが、その地点では和式でC750AV+S670Bで、小便器増設と同時にタンクが交換されていました。

【まとめ】
店の規模としてみれば、ややコンパクトなものの、男女別ですし、比較的掃除が行き届いているのでキレイです。
しかし、US800CE釉薬剥がれは謎ですね。
使用頻度が高いところになりがちですが、ここは高いと言われれば高めかもしれませんが、駅やスーパーみたいなことはないでしょう。
何故なのか分かりません。水質なのかな?

ジャニス工業の機器はたまにパブリックでも目にしますが、やはり稀です。
タカラスタンダードやナスラックにもOEMしている分、販路は多めですが、TOTO、INAXといった大手に比べるとシェアは低めですしね。
意外と一般家庭やこじんまりとした店なら目にするかもしれませんが……。

本日の更新はお休みいたします。
楽しみにしていた方には申し訳ございません(´・ω・`)

その代わりに週末に遠出するので、日曜日 or 月曜日に更新を予定しています。

今回はスーパーのトイレです!

スーパーのトイレってチェーンや会社によって統一されているイメージがありますね!
ただ、ここは違いました・・・。

スーパーのトイレとしても、パブリックのトイレとしてもこれほど取材に困難だったことははじめてかもしれません。


011ニシナフードバスケット東畦店
トイレは外トイレになっていて、囲ったところにトイレがあり、左に女性用トイレ、中央に多目的トイレ、右に男性用トイレになっています。

☆男性用トイレ
【手洗器】
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手洗器はCeFiONtect仕様のL537Uを使用しています。L546UやL548Uなどに比べるとややコンパクトなサイズですが、意外と見る機会がありませんね。
水栓はアクアオートになっており、こういうトイレでありながらも消毒液と石鹸が備えられていて、安心です。

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ハンドドライヤーは使用中止になっていましたが、カルミック製(東京エレクトロンOEM)のものを使用しています。
右側面のステッカーに製造元:東京エレクトロンと書いているあたり、丁寧ですね。

【小便器】
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小便器はCeFiONtect仕様のUS一体型小便器(US800C・低リップタイプ)を使用しており、手すりも組み合わせられています。
ただ、画像を見れば良く分かりますが、取材は本当に困難でしたし、如何に強引に収められているのが大便器個室で良く変わる感じのシチュエーションです。本当に窮屈です!

【大便器】
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大便器はCeFiONtect仕様のピュアレストQR(CS60BP+SH60BA)を使用しており、便座はちょっぴり珍しいウォームレットG(TCF223)を組み合わせて使用しています。
ぱっと見るとウォームレットSに見えるかもしれませんが、敢えて脱臭のあるウォームレットGを採用しているのは意識が高いです。

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スイッチ周辺を拡大しました。
ウォームレットGはスイッチに加え、脱臭ピクトや節電ボタンが付いており、節電は3・6・9時間から選べます。
また、背面ボケしていて分かりづらいですが、このピュアレストQRは壁排水タイプになっています。
因みにこのCS60B系ピュアレストQRはよく見かけますが、壁排水タイプはここでしか見たことがありません。

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個室は立小便するスタイルでこの感じととっても狭いです。
多分、オート開閉でもなれば、開きっぱなしになるかもしれません・・・。
小便器なしで縦配置で、完全個室型というパターンに相応しい広さだと個人的には思いますね。
同じ、小便器を付けるなら、完全個室型にして、手洗器をL270Dとかにして、CS510BMあたりにすれば少しはゆとりがあるかもしれませんが…。

☆多目的トイレ
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大便器はCeFiONtect仕様のピュアレストQR(CS60BP+SH60BA)を使用しており、跳ね上げ手すりもあります。
便座は一見するとウォシュレットAR(TCF4631系)やレストパルSX専用便座(ウォシュレットA2・TCF4621B)のように見えるのですが、ウォシュレットPD2A(TCF593A・病院高齢者施設向け)を使用しています。
下級モデルとしてPD1A(TCF591A)も用意ありますが、実質的にはレストパルSX専用便座の蓋なしバージョンと思って良さそうです。

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シルバーのアクセントがスタイリッシュですね!
ベースとなったウォシュレットARは元々ミッドシルエット式便器向けのもので高級感が求められますし、レストパルSXはアプリコットNよりデザイン性を高めるためにこのデザインの専用便座を採用したぐらいですからね。
骨格やベースはアプリコットNに準ずるのですが、ココのデザインの違いだけで大きく印象は違いますね!

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しかし、状態はあまり良くなく、漏電保護プラグが破壊されており、こんな感じで無残な格好になっています・・・。
ただ、ノズルの動きやウォシュレットの作動状況など機能部は絶好調でこのあたりは流石はベースがアプリコットNと言えるところ。

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手洗器はCeFiONtect仕様のL570Aを使用しています。多目的トイレとしてはかなりコンパクトですが、座りながら手が洗えるので意外とアクセスは悪くないかも・・・。
見えにくいですが、下には非常ボタンも設置されており、必要最低限の装備はあるようです。

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その横には一応、ジェットタオルがあり、こちらは三菱製のものです。
一般用の東京エレクトロンのものに比べて風が強めになっていて、埋め込み式なので使い勝手が良いです。
また、こちらも石鹸と消毒液が用意されています。

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狭いながらもベビーシートが用意されています。
開いたらギリギリなので、スペース的な余裕はありませんね・・・。
ただ、あるとないとではあるに越したことはないですし、狭いトイレながらの努力は感じます。

【まとめ】
本当に狭い・・・トイレでした。使用するうえでもかなり窮屈なトイレですが、取材するにはもっと窮屈です。
因みに女性用は手洗器とブースになっており、男性用と同等の広さながら、配置からしてまだ窮屈さは少なそうです。
また、大便器が壁排水ってのが謎でした。狭すぎてスペースを取りづらかったのか、はたまたフラッシュバルブ式にして、C550SUあたりを付ける気だったのか・・・。

しかし、多目的トイレは多目的トイレとしては狭いです。
実質的には少し広めな多目的個室って感じでもしかしたら、初記事で紹介したイエローハットの個室の方が広いかもしれません。

▽多目的トイレマップ

※4/21追加。遅れて申し訳ありません。

【お知らせ】
当初、原則として月・金更新としていましたが、こちらの仕事の都合で取材が追い付かなかったり、コロナウイルスの影響もあり、毎週金曜日の更新とさせていただきます。
仕事の都合なんて、甘えだ!とのように思うかもしれませんが、私は夜勤で、閑散な時間帯に更新はできるものの、素材が集めづらくなっているので・・・ご理解とご協力をお願いします。

こちらではお知らせしていませんでしたが、みんカラもやっています。
興味がある方は併せて、ご覧ください。

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